青森で生まれたプロテオグリカン「あおもりPG」
「あおもりPG」は、青森県にある国立大学法人弘前大学の研究によって抽出技術が確立された、鮭鼻軟骨由来の「プロテオグリカン」です。プロテオグリカンが発見、命名されたのは1970年で、その当時から注目されていましたが、熱に弱く効率的に抽出できなかったため、当時、研究試薬として用いられていたプロテオグリカン(牛由来)の価格は1gあたり3千万円というものでした。しかも、有害試薬でしか抽出できなかったこともあり、商業利用が不可能な「夢の成分」でした。このプロテオグリカンの抽出・量産化技術を世界で初めて確立したのが青森県です。
青森の郷土料理をヒントに、弘前大学の研究により、2000年に鮭鼻軟骨から酢を使ってプロテオグリカンの抽出技術が確立され、2003年には青森県の(株)角弘により量産化に成功しました。2009年には製品化され、多くの健康食品や化粧品に使われるようになりました。
潤いのある肌や柔らかな関節をサポートする美容健康成分として「あおもりPG」は今、日本国内のみならず海外からも注目されています。
美容・健康素材の新潮流ビューティ業界のトップバイヤーが審査員を務め、全国から集まった美容健康商材の販路開拓支援する「ジャパンメイド・ビューティ アワード」において、第1回(2015年)から第6回(2020年)までにあおもりPG配合商品は優秀賞3回、審査員賞1回(2商品)という実績を残しています。他にもさまざまな分野で評価され、数多くのアワードを受賞しており、美容健康商材の新潮流として注目を集めています。
世界に広がる「あおもりPG」
米国2017年3月に米国アナハイムで開催された全米最大の食品・サプリメントの見本市「Naturall Products Expo West 2017」で、一丸ファルコス (株)が製造する「あおもりPG」素材製品「プロテオグリカンF」(米国商品名「Juvecol(ジュベコール)」)が「Best New Ingredient(最優秀原料賞)」を受賞しました。 |
台湾あおもりPG推進協議会と青森県は、青森県の代表的農産物のりんごの最大輸出国である台湾向けに、「あおもりPG」のPR活動を行なっています。2019年7月にはABCクッキングスタジオ台湾と連携し、「あおもりPG」商品を使った料理教室イベントを実施。同年9月には ABCクッキングスタジオのスタッフが青森を訪れ、青森の美しい自然と「あおもりPG」 をテーマとするPR動画「あおもりPG美人紀行」を制作。現地や動画配信サイトで「あおもりPG」を紹介しています。 |
あおもりPG関連受賞歴
第9回産学官連携功労者表彰 平成23年
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第2回地域産業支援プログラム表彰(イノベーションネットアワード2013)
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日本パッケージデザイン大賞2015
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全国商工連合会「平成26年度むらおこし特産品コンテスト」
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平成26年度イノベーションコーディネーター表彰
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ジャパンメイド・ビューティーアワード2015
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ナチュラルプロダクツ エキスポ ウェスト(米国)
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日本パッケージデザイン大賞2017
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ジャパンメイド・ビューティーアワード2018
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ジャパンメイド・ビューティーアワード2019
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ジャパンメイド・ビューティーアワード2020
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